物言う(読み)モノイウ

デジタル大辞泉 「物言う」の意味・読み・例文・類語

もの‐い・う〔‐いふ〕【物言う】

[動ワ五(ハ四)]
言葉を口に出す。話す。「―・うのさえおっくうだ」
よい結果を生むのに効果がある。「金が―・う世の中」
気のきいたことを言う。
「この言葉何とにはなけれども、―・ふやうにぞ聞こえたる」〈土佐
男女がねんごろになる。
「昔、―・ひける女に」〈伊勢・三二〉
[類語]話す語るしゃべる口を利く伝える告げる言う述べる物語る打ち明ける明かす説明する述懐する告白する口外こうがいする他言たごんする言い出す発言する口に出す口にする吐く漏らす口走る抜かすほざくうそぶくしゃべくる言い掛ける言い始める言い話し込む話しかける口に上る口の端に掛かる口を開く口を切るおっしゃる仰せられるのたま申し上げる申し述べる申す言上ごんじょうする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android