他言(読み)タゴン

デジタル大辞泉 「他言」の意味・読み・例文・類語


た‐げん【他言】

[名](スル)たごん(他言)

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精選版 日本国語大辞典 「他言」の意味・読み・例文・類語

た‐ごん【他言】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごん」は「言」の呉音 ) 他人に話すこと。口外(こうがい)すること。たげん。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「右六十五伝は、墾望の人に、他言(タコン)すべからざる起請文をかかせ」(出典評判記色道大鏡(1678)二)

た‐げん【他言】

  1. 〘 名詞 〙たごん(他言)
    1. [初出の実例]「人に明かして悪いことなら、決して他言(タゲン)もしねえ」(出典:半七捕物帳(1925)〈岡本綺堂松茸)

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普及版 字通 「他言」の読み・字形・画数・意味

【他言】たげん・たごん

他にもらす。かげぐち。〔漢書、文帝紀〕(二年五月詔)今法に誹謗(ひばう)言(えうげん)の罪り。~以て大と爲す。其の他言するらば以て誹謗と爲す。

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