口に出す(読み)クチニダス

デジタル大辞泉 「口に出す」の意味・読み・例文・類語

くち・す

言葉に表して言う。話す。「思わず―・す」
[類語]言う話すしゃべる語る述べる発言する口を利く口にする吐く漏らす口走る抜かすほざくうそぶく言い出すしゃべくる物言う伝える告げる物語る打ち明ける明かす説明する述懐する告白する口外こうがいする他言たごんする言い掛ける言い始める言い話し込む話しかける口に上る口の端に掛かる口を開く口を切る申し述べる(尊敬)おっしゃる仰せられるのたま謙譲申し上げる申す言上ごんじょうする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口に出す」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 に 出(だ)

  1. 言葉にあらわす。言う。話す。しゃべる。
    1. [初出の実例]「しっかりとこらへ袋の緒をしめて口には出さじつつみはつとも」(出典:狂歌・堀河百首題狂歌集(1671)恋)
    2. 「不慣な外国語を使ふやうに、一語一語考へて見て口に出すのである」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android