デジタル大辞泉
「ぐるり」の意味・読み・例文・類語
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ぐるり
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① ある物のまわり。周辺。めぐり。
- [初出の実例]「たいり見にゆかんとて、ついぢのくるりをとをりぬるに」(出典:咄本・私可多咄(1671)一)
- 「家のぐるりを蟇(がま)が鳴いて廻った」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)
- ② 帯をいう、人形浄瑠璃社会の隠語。〔楽屋図会拾遺(1802)〕
- ③ =くるりぼう(━棒)〔物類称呼(1775)〕
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 人や物などが一回転したり反転したりするさまを表わす語。
- [初出の実例]「下駄の歯(はのさき)でぐるりとまはりながら」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)
- ② 人や物などが円を描いて動いたり取り囲んだりするさま、また、ある地域のまわりなどをめぐって移動するさまを表わす語。
- [初出の実例]「Gururito(グルリト) クルマザニ ナヲル」(出典:日葡辞書(1603‐04))
- ③ 物を包んだり丸めたりするさまを表わす語。
- [初出の実例]「宅に居ると着流して御坐るからグルリと捲(まく)れますが」(出典:落語・粗忽の使者(1891)〈三代目三遊亭円遊〉)
- ④ 急に様子が変わるさまを表わす語。がらりと。
- [初出の実例]「御風俗から、お口のお利きなさり様から、ぐるりと変って」(出典:人情本・貞操園の朝顔(19C中)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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