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マグリブ

世界大百科事典 第2版の解説

マグリブ【Maghrib】

マグリブとは,アラビア語で〈日が没する地〉あるいは〈西方〉を意味し,今日では,東方のアラブ諸国,つまりマシュリクに対して西方のアラブ諸国の呼び名である。マグレブとも呼ばれる。狭義には,かつてフランス領北アフリカとも呼ばれたチュニジア,アルジェリア,モロッコを含む北西アフリカを指すが,広義には,これにリビアを含める。場合によっては,さらに西アフリカのモーリタニアと旧スペイン領サハラ(西サハラ)まで含めることもあるが,それは,この地域の住民の多くが,アラブ系のイスラム教徒で,歴史的にも狭義のマグリブと共有する部分が少なくないからである。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マグリブ

マグレブ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のマグリブの言及

【アラブ音楽】より

…かつてのイスラム帝国の範囲のうち,イランとトルコ,スペインを除き,アラブを主とする地域の音楽。この地域には,マシュリクと呼ばれる地域(おもにイラク,シリア,レバノン,ヨルダン,エジプト)と,マグリブと呼ばれる地域(モロッコ,アルジェリア,チュニジア,リビア)の二つの伝統がある。これらの国々には,イラクのクルド族やエジプトのヌビア人のような非アラブの人々,またキリスト教徒やユダヤ教徒などイスラム以外の伝統をもつ少数派の人々も住み,それぞれの民俗文化は多様である。…

【住居】より

…ヨーロッパ風の新市街の発展した今日でも,中庭型住居は中東地域に広く見られる。とくに北アフリカのマグリブ地方では,中庭型住居の密集する旧市街は〈メディナmadīna〉(アラビア語で〈都市〉の意味)と呼ばれ,伝統的な中東の集落形態をよく示している。このほか,乾燥地域を主とする中東においても,山岳地帯や大河の湿地帯といった自然条件の下にある地域があり,そこでも特異な自然条件に対応した居住形態が見られる。…

※「マグリブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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