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十勝岳 とかちだけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

十勝岳
とかちだけ

北海道中央部にある活火山成層火山。標高 2077m。大雪山火山群の南西方に連なる十勝岳火山群(→千島火山帯)の主峰で,輝石安山岩火山砕屑物からなる。二重の外輪山の内部に中央火口丘硫黄山)をもつ三重式火山

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デジタル大辞泉の解説

とかち‐だけ【十勝岳】

北海道中央部、十勝・上川総合振興局の境にある三重式の成層火山。標高2077メートル

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百科事典マイペディアの解説

十勝岳【とかちだけ】

北海道中央部,大雪火山群に属し,二重の外輪山と中央火口丘をもつ三重式活火山。標高2077m。流紋岩の基盤に噴出した安山岩からなる。1926年,1962年に大噴火,富良野地方に被害があった。
→関連項目石狩山地上富良野[町]新得[町]千島火山帯泥流日本百名山美瑛[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

とかちだけ【十勝岳】

北海道中央部,上川支庁十勝支庁の境にある活火山。標高2077m。美瑛(びえい)岳(2052m),上ホロカメットク山(1887m),富良野岳(1912m)と連なる十勝火山群の主峰である。十勝火山群は新生代第三紀~第四紀に噴出した流紋岩質軽石流の広大な火砕岩台地の上に,新旧多数の成層火山とこれに寄生する溶岩円頂丘,砕屑丘などが発達した複雑な火山である。山頂の円頂丘の北西部に直径700mの北西に開いたグラウンド火口があり,その北西の火口壁には1926年の噴火で発生した直径約350mの新噴火口(大正火口),さらにその北には62年に噴火した新々噴火口(昭和火口)がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕十勝岳(とかちだけ)


北海道のほぼ中央部に噴出した三重複式火山。美瑛(びえい)岳・富良野(ふらの)岳などを含む十勝火山群(十勝連峰)の主峰。標高2077m。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。中央火口丘の硫黄(いおう)山周辺に多くの爆裂火口をもち、現在も噴煙をあげる。1926年(大正15)の爆発では西麓(せいろく)の富良野盆地一帯を泥流が襲い、大被害をもたらし、1962年(昭和37)にもこの大正噴火を上回る規模の噴火があり、死者・行方不明者5名を数えた。一帯は大雪山国立公園。西側山腹に十勝岳温泉・吹上(ふきあげ)温泉・白金(しろがね)温泉がわき、十勝岳スキー場がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

十勝岳
とかちだけ

北海道中央部、上川(かみかわ)・十勝両総合振興局管内の境界に沿い、北東―南西に走る十勝火山列(美瑛(びえい)岳―十勝岳―上ホロカメットク山―富良野(ふらの)岳)の主峰で、千島火山帯の南西端にあたる火山。標高2077メートル。新生代第三紀~第四紀に噴出した流紋岩質軽石流の火砕岩台地上に形成された、玄武岩~安山岩の三重式の成層火山。1857年(安政4)、1925年(大正14)~1928年(昭和3)、1962年(昭和37)の大噴火をはじめ、数回の小噴火の記録があるが、いずれも爆発型である。前記の三大噴火の火口や、1952年ごろから活発化した硫気孔では、いまも硫気活動が盛んであり、1968~1969年には地震が群発した。旭川(あさひかわ)地方気象台が常時観測中である。1926年(大正15)5月24日の大爆発では大泥流がはるか麓(ふもと)の美瑛、上(かみ)富良野の市街をも襲い、死者144、負傷者約200を出した。1962年6月29日の大爆発(噴煙の高さ、山頂上方約1万2000メートル)では、噴石で硫黄(いおう)鉱山施設を破壊し、死者5、負傷者11を出し、降灰砂の害も大きかった。
 北麓(ほくろく)の白金(しろがね)温泉など、付近は温泉に富み、スキー登山も盛んである。大雪山(たいせつざん)国立公園の一部で、観光開発が進んでいる。登山には、JR富良野線美瑛駅―白金温泉―望岳台―噴火口下のコースが一般的。[諏訪 彰]

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