デジタル大辞泉 「向い」の意味・読み・例文・類語 むかい〔むかひ〕【向(か)い】 1 向き合っていること。正対すること。また、正面。「駅の向かいにある喫茶店」2 自分の家の正面にある家。また、その家の人。「お向かいの坊や」[類語]正面・向こう・真ん前・前方・真向かい・真向き・真っ向こう・まとも・真正面・もろに・もろ・直接的・真面まおもて・直じか・直じかに・直直じきじき・直接・直ちょく・単刀直入・率直・露骨・ずばり・ざっくばらん・ずけずけ・あけすけ・ストレート・ダイレクト・歯に衣きぬ着せぬ・てきめん・矢面やおもて・差し向かい・相対あいたい・対たい・あからさま・あらわ・むき出し・赤裸・赤裸裸・公然・ずばずば・無ぶ遠慮・えげつない・フランク・遠慮会釈もない・きっぱり・断固・毅然きぜん・開けっ放し・開けっ広げ・不躾ぶしつけ・身も蓋ふたもない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「向い」の意味・読み・例文・類語 むかいむかひ【向・対】 〘 名詞 〙 ( 動詞「むかう(向)」の連用形の名詞化 )① 互いに正面に対すること。相対すること。また、自分からみて対する方向。正面。前面。むこう。[初出の実例]「出でて見る向(むかひ)の岡に本繁く咲きたる花の成らずは止まじ」(出典:万葉集(8C後)一〇・一八九三)「むかひに立てたりける車に」(出典:伊勢物語(10C前)九九)② 相手。[初出の実例]「螳蜋のいもじりが蝉をつかまふとてねらが、其螳をば又鴉がねらうぞ。たがいにむかいをとらうとて我をば忘たぞ」(出典:霊雲院本湯山聯句抄(1504))③ 道などをへだてて反対側にある家。玄関が向かい合っている家。おむかい。[初出の実例]「むかいのねり物屋の灰毛猫は」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)上)④ 向こうづけ。むこう。[初出の実例]「さざいのにかやきを、向(ムカ)ひに出しけれは」(出典:咄本・軽口ひやう金房(1688‐1704)二) むかいむかゐ【向井・向むかひ】 姓氏の一つ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by