


(さい)。神が降格して、人に罰することを求める呪詛を行う意。その呪詛によって降されるものを咎という。〔説文〕八上に「災なり。人に從ひ、各に從ふ。各なる
は相ひ
ふなり」と、各を各異の意とするが、呪詛して人にもたらされる災禍を咎といい、神罰を受けることをも咎という。金文の〔
(しょうしゅ)〕に「廼(すなは)ち余一人の咎を作(な)さん」、〔詩、小雅、伐木〕「我をして咎
らしむること
(なか)れ」のようにいう。金文に
という字があり、
(だく)に従うのは、禍殃として病気となる意であろう。
(こうよう)は皋陶(こうよう)、舜の賢臣と伝えられる神話的人物。
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など十二字を収める。
八上に「毀(そし)るなり」とあるのは、咎の声義を承けるものであろう。
giuは同声。〔玉
〕に「
は毀(そし)るなり」とあり、
と声義同じ。或いはその異文であろう。
咎・譴咎・後咎・災咎・受咎・追咎・天咎・辟咎・憂咎出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...