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日野[町] ひの

百科事典マイペディアの解説

日野[町]【ひの】

滋賀県南東部,蒲生(がもう)郡の町。日野川上流の低地にある主集落は天文年間は蒲生氏の城下町,江戸時代以降は漆器,売薬,呉服を行商する近江(おうみ)商人の出身地として栄えた。

日野[町]【ひの】

鳥取県西部,日野川中流域を占める日野郡の町。主集落の根雨(ねう)は江戸時代は宿駅として発達,明治以降は郡の中心。伯備線が通じる。林業製材業が盛んで,米,シイタケも産し,和牛も飼育。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひの【日野[町]】

滋賀県南東部,蒲生(がもう)郡の町。人口2万3132(1995)。鈴鹿山脈西麓にあたり,丘陵地を縫って日野川と支流佐久良川が西流する。古代は日野牧(ひののまき)の地であった。中世,藤原秀郷流と称する蒲生氏が土着し,室町時代の貞秀以来武威を振るったが,その孫蒲生定秀が日野城を築き天文初年(1530年代)町割りを定めて以来,城下町として大いに繁栄した。定秀の孫蒲生氏郷は楽市・楽座令をしき商業がとくに栄えたが,天正年間(1573‐92)伊勢松坂へ転封されて日野の町勢が衰えると,町民はしだいに東国方面に行商するようになり,江戸時代,八幡商人(近江八幡),五箇荘商人(神崎郡五箇荘)とともに日野商人として近江商人の中心的な存在となった。

ひの【日野[町]】

鳥取県南西部,日野郡の町。人口4921(1995)。日野川の中流域に位置し,中国山地を境に岡山県に接する。町域は標高1000m前後の山岳に囲まれ,河川沿いの低地に集落が点在する。根雨(ねう),黒坂,板井原は江戸時代出雲街道の宿場町として栄えた。中心の根雨は国道180号,181号,183号線の分岐点に当たり,JR伯備線が通じるなど山陰,山陽を連絡する交通上の要地で,明治以降は郡行政の中心でもある。黒坂は1610‐17年(慶長15‐元和3)には関氏5万石の城下町で,以後は鳥取藩の黒坂陣屋が置かれた。

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