



詞多きなり」と祠・詞の畳韻を以て解する。「仲春の
、祠るに犧牲を用ひず。圭璧(けいへき)
び皮
を用ふ」という〔礼記、月令〕の文を引き、文詞多き意とするが、犠牲を省くのは、その胎孕(たいよう)を避けるためである。その祠るところをも、また祠という。字はまた
に作る。異は神像の象であろう。
字鏡〕祠 保加不(ほかふ) 〔名義抄〕祠 マツル・イノル・トシ・ヒトシ・ホカフ 〔字鏡集〕祠 ツカフ・イノル・マツリ・ホカフ・ヤシロ・ハルマツリ
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は同声。祀は巳(し)(蛇の形)に従い、自然神を祀る意。祠は司に従い、祝告を主とする祭祀をいう。
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祠・旧祠・厳祠・古祠・荒祠・告祠・社祠・神祠・崇祠・叢祠・
祠・
祠・奉祠・報祠・
祠・霊祠出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…清朝の皇帝の避暑地,河北省承徳市に現存する普陀宗乗廟はその代表例である。廟はほんらい祖霊をまつる宗廟のことであったが,のちにその領域が拡大され,超能力を具有すると信じられた死者,自然物,動物などをまつる民間の〈祠〉も廟ないし祠廟とよぶようになった。おおむね大規模のものは廟,小規模のものは祠だが,その境界はあいまいである。…
※「祠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...