木訥(読み)ボクトツ

デジタル大辞泉 「木訥」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐とつ【木×訥/朴×訥】

[名・形動]質朴訥弁であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。「―な人柄
[派生]ぼくとつさ[名]
[類語]素朴純朴質朴質実真率清楚プレーン単純純粋シンプル純然純一至純純乎じゅんこ純正純良単一純化質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか清貧実直実体じってい朴直篤実生一本まじめ生まじめ大まじめ真摯愚直

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精選版 日本国語大辞典 「木訥」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐とつ【木訥・朴訥・樸訥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「木」は質朴、「訥」は訥弁の意 ) かざりけがなく話下手なこと。無骨でかざりけがないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「為人木訥、無才学、以帝外戚、特被擢進」(出典日本後紀‐延暦二三年(804)四月辛未)
    2. [その他の文献]〔論語‐子路〕

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普及版 字通 「木訥」の読み・字形・画数・意味

【木訥】ぼくとつ

質朴で口べた。朴訥。〔論語子路子曰く剛毅木訥は、仁にし。

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