デジタル大辞泉
「間近い」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ま‐ぢか・い【間近】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]まぢか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 古くは「まちかし」 ) - ① 空間的に、間隔が少ない。近い。
- [初出の実例]「まを薦の節(ふ)の末知可久(マチカク)て逢はなへば沖つま鴨の嘆きそ吾(あ)がする」(出典:万葉集(8C後)一四・三五二四)
- 「葦垣のまちかき程にはさぶらひながら」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏)
- ② 時間的に間隔が少ない。
- (イ) 過去との間が近い。近頃である。最近である。
- [初出の実例]「まぢかき御簾・すだれの内ばかりや、おぼつかなさのこりて侍覧」(出典:大鏡(12C前)昔物語)
- (ロ) 未来との間が近い。近い将来である。近い。
- [初出の実例]「あなたも、たしか、三十に間近い筈だ」(出典:オリンポスの果実(1940)〈田中英光〉一)
間近いの派生語
まぢか‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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