身近(読み)みぢか

精選版 日本国語大辞典「身近」の解説

み‐ぢか【身近】

〘名〙 (形動)
① 身に近い場所。からだの近くであること。また、そのさま。身辺。「辞書を身近に置く」
黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「大臣を(とりこ)にするには先づ身近の秘書官から」
② 自分に関係の深いこと。また、そのさま。
※文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉一〇「国際的な底ゆれが、たえず身近な問題として感じられてくる」
③ 日常にありふれていること。また、そのさま。「身近なことがらを例にひく」
※がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉すぐりの島「ごく身近などこかでいつか確かに見たことのあるなつかしい」

み‐ぢか・い【身近】

〘形口〙 みぢか・し 〘形ク〙 からだのすぐ近くである。自分のそばに近い。てぢかである。
※能因本枕(10C終)三一七「こてのりわらはを、つきづきしきを、身ちかく呼びよせて」
みぢか‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「身近」の解説

み‐ぢか【身近】

[名・形動]
自分のからだの近くであること。また、その場所やそのさま。身辺。「愛読書をいつも身近に置く」「危険が身近に迫る」
自分と深い関係にあること。また、そのさま。「身近な問題をとりあげる」
[類語]手近い程近い近い間近い間近じきすぐ至近近く目前鼻先手が届く指呼しこ咫尺しせき目睫もくしょうかん目と鼻の先・ついそこ・手近卑近身辺そばかたわわき片方かたえ手もと間近近く付近近辺近傍近所最寄り足元座右左右手回り身の回り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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