日本歴史地名大系 「高家郷」の解説
高家郷
たけいごう
- 大分県:宇佐市
- 高家郷
古代宇佐郡高家郷(和名抄)の系譜を引く中世郷で、宇佐宮領。郷域は明治二二年(一八八九)に成立した高家村・
元徳元年(一三二九)高家安芸房清円は鎮西探題北条英時に「高家郷犬太郎・犬丸両名」の地頭職安堵を求めている(同年一二月三日「鎮西御教書写」金光清明系図)。鎌倉幕府は神領内の犯過人に対する守護使の検断を禁止し、宇佐宮の検断としていたが(承元三年一二月六日「関東御教書案」到津文書)、元徳二年安芸法橋清円は赤尾孫五郎入道道種などとともに豊前守護使飯塚太郎兵衛尉を当郷内に引入れ、五郎三郎男三郎冠者を搦取るなど、さまざまな狼藉を行っていた(同年一二月日「宇佐宮神官等連署申状案」益永文書)。
高家郷
たきべごう
高家郷
たけいごう
高家郷
たかやごう
「和名抄」所載の郷。東急本に「多加也」と訓ずる。郷域については、現羽咋郡南部の
高家郷
たきえごう
高家郷
たいえごう
高家郷
たかやごう
高家郷
たかべごう
高家郷
たけべごう
高家郷
たけべごう
高家郷
たいえごう
高家郷
たかえごう
高家郷
たかやごう
高家郷
たかべごう
高家郷
たかべごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報