審理(読み)シンリ

デジタル大辞泉 「審理」の意味・読み・例文・類語

しん‐り【審理】

[名](スル)
事実条理を詳しく調べて、はっきりさせること。
裁判対象になる事実関係および法律関係裁判所が取り調べて明らかにすること。「事件を審理する」
[類語](1調査調べる検分研究探る洗う当たる探査踏査精査詮索せんさくする探索分析調べ鑑査監査審査検討吟味けみするリサーチアンケート/(2裁判訴訟公判審判調べる取り調べるただ尋問審問査問詮議せんぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「審理」の意味・読み・例文・類語

しん‐り【審理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事実や条理をくわしく調査し、あきらかにすること。
  3. 裁判所などが、ある事柄の事実関係および法律関係を取り調べて明らかにすること。
    1. [初出の実例]「双方より提供する証拠に就(つい)て審理を経、裁決を下すべきのみ」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「審理」の読み・字形・画数・意味

【審理】しんり

よく調べて処理する。〔金史、章宗紀三〕五壬辰、旱を以て、下詔して躬(み)を責め、直言求む正殿け、膳を減じ、獄(ゑんごく)を審理す。

字通「審」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android