暑中(読み)ショチュウ

デジタル大辞泉 「暑中」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちゅう【暑中】

夏の暑さの厳しい期間。特に、夏の土用の18日間。
[類語]蒸し暑いむんむん暑い暑苦しい暑さ焼け付く蒸すむしむしするいきれ人いきれ草いきれ猛暑暑気酷暑極暑激暑厳暑炎暑大暑暑熱炎熱酷熱熱波温気うんき向暑残暑焦熱極熱灼熱しゃくねつむっと熱気蒸れる火照ほて炎天油照り日照り日盛りかんかん照りじっとりじとじとじめつくうだる湿潤多湿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暑中」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちゅう【暑中】

〘名〙 夏の暑い間。また、特に、夏の土用一八日間。〔文明本節用集(室町中)〕
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉緒方塾風「吾々の虱は〈略〉暑中(ショチウ)二三簡月蚤と交代して引込み」

あつさ‐あたり【暑中】

〘名〙 暑さで、体が不調になる病気暑気あたり。《季・夏》
八丈実記(1848‐55)土産「蓼 いぬたてを煎し数盃を服すれは、暑邪(アツサアタリ)を患るもの立所に治す」

しょ‐あたり【暑中】

〘名〙 暑さでからだが弱ること。また、その病気。暑気あたり。

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