(1)crystal accumulation
マグマの結晶作用に伴い順次晶出する結晶が,マグマとの比重の差により岩体の下部または上部に集積する現象。層状に貫入した底をもった玄武岩質の岩体で,各時期に晶出した結晶が下部から順に層状に集積し,岩体内部で分別結晶作用によるマグマの分化を行っている例が数多く知られている。結晶集積により形成された火成岩はマグマの化学組成を代表しない。
執筆者:山崎 正男
(2)accumulationo of oil
根源岩中で生成した石油・天然ガスが貯留岩に向かって移動する過程を一次移動(primary migration)といい,貯留岩中を移動してトラップされるまでの過程を二次移動(secondary migration)という。貯留岩中で,孔隙径より小さい油滴は水とともに動くが,合体して孔隙径より大きい油滴に成長すると毛細管圧力に妨げられて動けなくなる。さらに合体して連続した油相を形成すると毛細管圧力に打ち勝つ浮力を得て上方に移動する。最終的に通過できないバリアーに妨げられて集積する。トラップでは比重差で天然ガス・石油・水に分離し,石油は油水界面をもって地層水上に浮かぶ。
執筆者:平井 明夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...