しゃ‐せき【謝石】
- デジタル大辞泉
- [327~388]中国、東晋の武将。陽夏(河南省)の人。謝安の弟。字あざなは石奴。征討大都督として、383年の淝水ひすいの戦いで甥の謝玄とともに前秦…
しのぶ‐いし【忍ぶ石】
- デジタル大辞泉
- 擬化石の一。石灰岩・頁岩けつがんなどの割れ目に二酸化マンガンなどの樹枝状結晶が付着して、シダ類の化石のように見えるもの。模樹石もじゅいし。
せっしょう‐せき〔セツシヤウ‐〕【殺生石】
- デジタル大辞泉
- 栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前たまものまえは妖狐の化身で、殺されて石になったという。この石に触った人に災いを与え…
せん‐せき【×煽石】
- デジタル大辞泉
- 地下の炭層が火山岩の熱変成作用を受けて生じた無煙炭、または天然コークス。
ふぇるぐそんせき【フェルグソン石】
- 改訂新版 世界大百科事典
みついし【三石】
- 改訂新版 世界大百科事典
てしまいし【豊島石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ゆらいせき【由来石】
- 改訂新版 世界大百科事典
へそいし【へそ石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばいかせき【梅花石】
- 改訂新版 世界大百科事典
はずいし【幡豆石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほうせき【砲石】
- 改訂新版 世界大百科事典
霰石 あられいし aragonite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- CaCO3 。方解石と同質多形の炭酸カルシウムの鉱物。斜方晶系。低圧条件下で安定な方解石に対して,霰石は高圧条件下で安定。藍晶石が安定な圧力とほ…
雄勝石 おがついし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 宮城県石巻市の雄勝付近から産出する粘板岩の石材。スレート,敷石,硯石のほか,碑石にもなる。
カリフォルニア石 カリフォルニアせき californite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 硬玉に似た緻密,亜透明,緑色のベスブ石。硬度 6.5,比重 3.29。アメリカのカリフォルニア産で飾石に使用される。
カンカン石 カンカンいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
橄欖石 かんらんせき olivine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火成岩の主要造岩鉱物の一種。オリビンともいう。 (Mg,Fe2+)2SiO4 。 Mg2SiO4 (Fo=フォルステライト) と Fe2SiO4 (Fa=ファヤライト) を端成分と…
そうちょうせき【曹長石】
- 改訂新版 世界大百科事典
石棒 せきぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 縄文時代中期から晩期にかけてつくられた棒状をなした石製品。中期の石棒は太くかつ長さが2メートルにも及ぶ大形品がみられ、なかには男性性器をかた…
碝石 さざれいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 現存する日本最古の観賞石。清和(せいわ)天皇の863年(貞観5)の春、紀伊国(和歌山県)の千里の浜で浦人が海から拾い、貴人に献じたという言い伝え…
サマルスキー石 さまるすきーせき samarskite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複酸化鉱物で放射能鉱物の一つ。花崗(かこう)岩質ペグマタイト中に産する。自形は短柱状で柱面、ときに庇(ひ)面がよく発達し、単斜晶系の特徴を示す…
沼野石 ぬまのせき numanoite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ホウ酸塩鉱物の一つ。2007年(平成19)に当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)らによって岡山県高梁(たかはし)市布賀(ふか)鉱山(閉山)…
南極石 なんきょくいし antarcticite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハロゲン化鉱物の一つ。1965年(昭和40)鳥居鉄也(てつや)(1918―2008)、小坂丈予(おさかじょうよ)(1924―2011)によって報告された新鉱物。強力乾…
轟石 とどろきいし todorokite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1934年(昭和9)吉村豊文(とよふみ)(1905―1990)によって北海道余市(よいち)郡赤井川村の轟鉱山(閉山)から報告された鉱物。深海底堆積(たいせき)…
大谷石 おおやいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 栃木県宇都宮市大谷に産する流紋岩質軽石凝灰岩の石材で、日本の代表的な建築用軟石。新第三紀中新世(約2303万~533万年前)の火山噴出物で、いわゆ…
オットレ石 おっとれせき ottrelite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クロリトイド(硬緑泥石)と同型の鉱物。2価の金属イオンのうち、マンガンがもっとも卓越するものをこの名でよぶ。クロリトイドに比べると産出はきわ…
橄欖石 かんらんせき olivine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 重要な造岩鉱物の一群。マグネシウム、鉄、マンガン、ニッケルを主成分とする4種の端成分が知られている。それぞれ、苦土(くど)橄欖石、鉄橄欖石、テ…
カーン石 かーんせき kernite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特殊な堆積(たいせき)岩中に発達するホウ酸塩鉱物の集合体中の主成分鉱物の一つ。アメリカのカリフォルニア州カーンKern郡クレーマーKramer地方原産…
菊花石 きっかせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な花紋石の一つ。岐阜県本巣(もとす)市根尾松田に産する。母岩は輝緑凝灰岩で、これに含有される方解石、石英などが放射状結晶体となって表れ…
霞石 かすみいし nepheline
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカリ火成岩、霞岩、霞石閃長(せんちょう)岩、またとくに霞石玄武岩中に産する鉱物。この場合の霞岩はほとんど霞石と輝石からなり、少量の黄長石…
カムポーグ石 かむぽーぐせき kamphaugite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウム(Ca)およびイットリウム(Y)族希土の含水塩基性炭酸塩の新鉱物。1993年ノルウェーのリアーLier地方ヘルテコーレンHørtekollenなどから…
石代納【こくだいのう】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代,年貢(ねんぐ)を金・銀・銭で納入すること。土地の生産力を石高(こくだか)に換算して租率を掛けて米で納めさせるのが原則であったため(石…
石戈 (せっか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 武器形祭器としての銅戈を模倣して作った磨製石器で,弥生時代の前期末ごろから北九州地方を中心に分布している。その祖形が朝鮮半島にも見当たらな…
石冠 (せっかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 縄文時代の石器で,〈石冠〉と〈北海道式石冠〉との2群に分かれる。(1)石冠は砂岩質の軟質な石材をていねいに加工した,長さ5~20cmの磨製石器。形…
石剣 (せっけん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 形態が刀剣類に類似した縄文時代後期・晩期の磨製石器と,東アジアにみられる金属製の剣を模倣した〈磨製石剣〉とに分かれる。 (1)縄文時代の石剣…
殺生石 (せっしょうせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 火山や温泉,地熱地帯では,噴気孔から噴出する硫化水素,亜硫酸ガス,炭酸ガスなどのために近寄った鳥や虫が死ぬことがあり,ときに人も死ぬことも…
キーゼル石 (キーゼルせき) kieserite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学組成MgSO4・H2O。単斜晶系,塊状または粒状をなして産出する鉱物。無色,灰白色,黄白色で,ガラス光沢。モース硬度3.5,比重2.6。水に溶けにく…
鶏冠石 (けいかんせき) realgar
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学組成はAsS。単斜晶系に属し,短柱状結晶をなす鉱物。透明紅色ないし橙色を呈し,脂肪光沢をもつ。鶏冠のようにあざやかな紅色にちなみ名付けられ…
石代納 (こくだいのう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代に年貢を貨幣で納入すること。石高制の下では,年貢は原則として米穀の高によって賦課されるが,種々の理由により一部もしくは全部を米に代…
チャーチ石 ちゃーちせき churchite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イットリウム族希土の含水リン酸塩。結晶学的には石膏(せっこう)と同構造であることで知られる。自形は柱状、針状あるいは板状結晶が放射状集合を構…
端渓石 たんけいせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国広東(カントン)省の肇慶(ちょうけい)市に産する硯石(すずりいし)。産地付近の西江を端渓とよぶことに由来する。古生代の凝灰岩で、石質は細粒緻…
ぶどう石 ぶどうせき / 葡萄石 prehnite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 層状珪(けい)酸塩鉱物の一つ。斜方短柱状ないし菱餅(ひしもち)状の結晶形を示すが、多くは結晶面が湾曲し、さらにそれらが多数集合してブドウ状の球…
ブルース石 ぶるーすせき brucite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水酸化マグネシウムの鉱物。ブルース石系を構成する。自形は六角板状。繊維状をなすものもあり、変種名nemaliteがある。超塩基性岩、とくに橄欖(かん…
蛭石 ひるいし vermiculite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 層状珪(けい)酸塩鉱物の一つで、鱗片(りんぺん)状ないし葉片状結晶の集合をなす。雲母(うんも)、緑泥石に似るが、より柔らかく、撓(とう)性がある。…
ビーバー石 びーばーせき beaverite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉛(Pb)、銅(Cu)、鉄(Fe)を主成分とする含水硫酸塩の二次鉱物。構造的に明礬石(みょうばんせき)系列に属する。1962年(昭和37)秋田県尾去沢(お…
ペタル石 ぺたるせき petalite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一見、長石に似ているが、劈開(へきかい)はより発達しもろい鉱物。葉長石(ようちょうせき)ともいう。結晶形を示すことはきわめてまれで、普通は葉片…
ポルクス石 ぽるくすせき pollucite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沸石の一種。まれに六面体、十二面体の結晶形を示すが、普通は粒状ないし塊状の鉱物。一見石英に似ているが、硬度がやや低く、比重が大きい。風化す…
ベタフォ石 べたふぉせき betafite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸化鉱物。複酸化鉱物。パイロクロア系鉱物の一つで、ウランを主成分とし、放射能鉱物の一つに数えられる。パイロクロア系鉱物は、通常の連続固溶系…
房州石 ぼうしゅういし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 房総(ぼうそう)半島南部の各地で採石された凝灰岩の石材名。千葉県富津(ふっつ)市と鋸南(きょなん)町の境にある鋸(のこぎり)山周辺のものがよく知ら…
石介 せきかい (1005―1045)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、北宋(ほくそう)の学者。兗州(えんしゅう)(山東省泰安(たいあん)市)の人。字(あざな)は守道(しゅどう)。孫復(そんぷく)の高弟。天聖の進士。…