りゅう‐しょう(リウシャウ)【留省】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制で、まだ位階を与えられていない官人登用試験の及第者や主人を失った帳内・資人など、資格がありながら官職につけない者を、かりに式…
こ‐だか・い【小高】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]こだか・し 〘 形容詞ク活用 〙① 少し高い。まわりにくらべ、やや目立って高い。[初出の実例]「しのびねはくるし…
し‐たいか【四大家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しだいか」とも ) 四人のすぐれた人たち。日本では和文にすぐれた伊勢・紀貫之・清少納言・紫式部をさし、中国では、文章にすぐれた…
東坊城恒長 (ひがしぼうじょう-つねなが)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1622*-1700 江戸時代前期の公卿(くぎょう)。元和(げんな)7年12月18日生まれ。東坊城長維(ながこれ)の子。文章(もんじょう)博士をへて,万治(まんじ)…
拝師村はいしむら
- 日本歴史地名大系
- 京都府:福知山市拝師村[現]福知山市字拝師福知山城下の西方、和久(わく)川の中流域に川を挟んで南北に立地する。西は榎原(えばら)村、北は大…
桃園天皇 ももぞのてんのう (1741―1762)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸中期の天皇(在位1747~62)。名は遐仁(とおひと)。幼時、八穂宮、のち茶地(さち)宮。桜町(さくらまち)天皇の第1皇子。生母は開明門院(姉小路実…
朝野鹿取 (あさののかとり) 生没年:774-843(宝亀5-承和10)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平安初期の貴族,文人。もと大和国人で,正六位上忍海原鷹取の子。叔父従六位上朝野道長の子として出身した。大学に学び,文章生となる。遣唐准録事…
上 真行 ウエ サネミチ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の雅楽師,チェロ奏者,漢詩人 宮内省式部職楽部楽長。 生年嘉永4年7月2日(1851年) 没年昭和12(1937)年2月28日 出生地京都 旧姓(旧名)上…
archìvio
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 記録, 文書類, 資料;古文書. 2 記録[文書]保管所, 資料館;古文書館 ~ di Stato|国立文書館 ~ provinciale|県の資料館 mettere in…
覚任 (かくにん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1088-1152 平安時代後期の僧。寛治(かんじ)2年生まれ。持明院家行(一説には徳大寺実能)の子。真言宗仁和寺(にんなじ)大教院で覚意にまなび,同寺成…
宗重望 (そう-しげもち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1867-1923 明治-大正時代の華族。慶応3年7月27日生まれ。対馬(つしま)(長崎県)府中藩主宗重正の子。日清(にっしん)戦争の際,対馬義勇団を組織。明…
はいり(はひり)【入・這入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「はいる(入)」の連用形の名詞化 )① はいること。はいいり。② 邸宅の入口。また、門から家までのところ。はいりぐち。はいいり。…
こと‐ざま【異様】
- デジタル大辞泉
- [名・形動ナリ]1 普通とは変わったありさま。ことよう。「かたちの―にて、うたてげに変はりて侍らば」〈源・賢木〉2 期待などに反しているか、ま…
鍋島直泰 (なべしま-なおやす)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1907-1981 昭和時代の華族。明治40年10月3日生まれ。旧佐賀藩主鍋島家13代。侯爵。昭和6年宮内省にはいり式部官兼主猟官。18年貴族院議員。佐賀育…
きた‐みなみ【北南】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 北と南。南北。[初出の実例]「北みなみのつまに御簾をかけへだてて」(出典:紫式部日記(1010頃か)一〇月一六日)② 組み分けなどをする…
すみ‐ふで【墨筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 墨と筆。[初出の実例]「よきつきすみふでなど賜はせたり」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月)② 墨を付けて書く筆。[初出の実…
しょうかどう‐しょうじょう(ショウクヮダウセウジョウ)【松花堂昭乗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸初期の真言宗学僧。能筆家で寛永三筆のひとり。俗姓は中沼。名は式部。別号は惺々、空識。摂津国堺の人。石清水男山八幡の社僧となり、晩年は八…
めし‐い・ず(‥いづ)【召出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙① =めしいだす(召出)①[初出の実例]「この宮の御もとに兼盛まゐりけり。めしいでて物のたまひなどしけり」(出典:大和物…
ふじわら‐の‐かねすけ【藤原兼輔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌人清正(きよただ)の父で、紫式部の曾祖父。従三位中納言まで進み、その邸宅が賀茂川堤にあったので、堤中納言…
ふせ‐ぐみ【伏組】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 布帛や革の縫い合わせに、合わせ目を上にして左右から色糸で三組(みつぐみ)の緒を伏せたようにかぶせ縫いにすること。[初出の実例]「裳、…
ゆう‐だ・つ(ゆふ‥)【夕立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙① 夕方、風・波・雲などが起こり立つ。[初出の実例]「かき曇りゆふたつ浪の荒ければ浮きたる舟ぞしづ心なき」(出典:紫式…
芝祐夏 (しば-すけなつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1859-1928 明治-大正時代の雅楽家。安政6年4月19日生まれ。芝祐泰(すけひろ)の父。明治4年から式部寮雅楽課につとめる。洋楽の研究にも従事し,大正…
玉井幸助 (たまい-こうすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1882-1969 大正-昭和時代の国文学者。明治15年10月15日生まれ。大正14年母校東京高師の教授。昭和37年昭和女子大学長となる。日記文学の研究につと…
本康親王 (もとやすしんのう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-902* 平安時代前期,仁明(にんみょう)天皇の第5皇子。母は滋野縄子(しげのの-つなこ)。承和(じょうわ)15年(848)元服。兵部卿(ひょうぶきょう)とな…
猫啼温泉 ねこなきおんせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福島県中通り南部、石川郡石川町にある温泉。今出川(いまでがわ)に臨み、国道118号沿いにある。ラジウムを含む放射能泉で、周辺の母畑(ぼばた)、片倉…
赤染衛門 あかぞめえもん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 生没年不詳平安中期の女流歌人右衛門尉 (じよう) 赤染時用 (ときもち) の娘とも平兼盛 (かねもり) の娘ともいわれる。藤原道長の妻倫子 (りんし) ,…
弁官 べんかん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 律令制における太政官の要職太政官と諸官司・諸国との連絡は弁官を経由して行われた。左弁官と右弁官に分かれ,大・中・少弁各1名とその下に大・小…
藤原春景 (ふじわらの-はるかげ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代前期の官吏。北家藤原氏宗(うじむね)の長男。貞観(じょうがん)3年(861)渤海(ぼっかい)使節の慰問・接客役をつとめる。民部少輔(みんぶ…
邦世親王 (くによしんのう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1322-1365 南北朝時代,邦良(くによし)親王の王子。元亨(げんこう)2年生まれ。後二条天皇の孫。延文2=正平(しょうへい)12年後光厳(ごこうごん)天皇…
岩倉恒具 (いわくら-つねとも)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1701-1760 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。元禄(げんろく)14年7月24日生まれ。竹内式部に神道と儒学をまなぶ。享保(きょうほう)17年従三位。参議を…
有馬頼万 (ありま-よりつむ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1864-1927 明治-大正時代の華族。元治(げんじ)元年6月15日生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩主有馬頼咸(よりしげ)の5男。宮内省式部職…
宮崎十四郎(初代) (みやざき-じゅうしろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1667-1723 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。寛文7年生まれ。宮崎伝吉の門弟。江戸山村座で,天和(てんな)から元禄(げんろく)にかけて若衆方として名…
菅原淳茂 (すがわらの-あつしげ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-926 平安時代前期-中期の官吏,学者。菅原道真の5男。父が左遷されたとき播磨(はりま)(兵庫県)に流される。のちゆるされて式部権大輔(しきぶのご…
市来 政方 イチキ マサカタ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の官吏 宮中顧問官。 生年安政6年11月13日(1859年) 没年大正13(1924)年7月29日 出身地薩摩国(鹿児島県) 経歴薩摩藩士の四男に生まれる…
はっ‐しょう(‥シャウ)【八省】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、太政官に属する八つの中央行政官司。すなわち中務省・式部省・治部省・民部省・兵部省・刑部省・大蔵省・宮内省の総称。〔令義…
藤原宇合 ふじわらのうまかい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 694〜737奈良前期の公卿。式家の祖式家の名は,式部卿の官名による。不比等の3男。参議。正三位。717年遣唐副使として多治比県守 (たじひのあがたも…
フェントン (Fenton, John William)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1828-? イギリスの軍楽家。1828年7月12日生まれ。慶応4年(1868)横浜駐留のイギリス海軍軍楽隊長として来日。明治2年薩摩(さつま)鹿児島藩士に軍楽…
抜井村ぬくいむら
- 日本歴史地名大系
- 長野県:北佐久郡望月町抜井村[現]望月町布施(ふせ)布施川沿い式部新田(しきぶしんでん)の上流に位置し、数ヵ所から湧泉の出ることにかかわる…
presbytère
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男]司祭館;牧師館.
森三千代 (もり-みちよ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1901-1977 昭和時代の詩人,小説家。明治34年4月19日生まれ。金子光晴の妻。昭和2年詩集「竜女の眸(ひとみ)」を刊行。3年から7年まで光晴と東南アジ…
ね‐ざま【寝様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ねさま」とも )① 寝ている時のようす。寝姿。ねぞう。[初出の実例]「式部丞がねざまこそ心得ね、それおこせ」(出典:宇治拾遺物語(1…
弥勒寺村みろくじむら
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:登米郡中田町弥勒寺村[現]中田町上沼(うわぬま)北上川右岸にあり、対岸は西郡(にしこおり)村(現東和町)、南は桜場(さくらば)村、…
狭衣物語【さごろもものがたり】
- 百科事典マイペディア
- 平安後期の物語。4巻。1100年ごろ成立。作者は紫式部の娘大弐三位説があったが,今は六条斎院【ばい】子内親王宣旨(女房の名)の説が有力である。…
東久世通積 (ひがしくぜ-みちつむ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1708-1764 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。宝永5年9月6日生まれ。東久世博高(ひろたか)の子。桃園天皇につかえ,従二位,権(ごんの)中納言となる。竹…
神様
- デジタル大辞泉プラス
- 川上弘美の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、1994年に第1回パスカル短編文学新人賞で大賞を受賞した、著者のデビュー作。作品集は…
松室松峡 (まつむろ-しょうこう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1692-1747 江戸時代中期の神職,儒者。元禄(げんろく)5年1月8日生まれ。京都松尾社の月読社の禰宜(ねぎ)。伊藤東涯にまなぶ。神職のかたわら儒学を…
よみ‐はな【宿花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 返り咲きの花。かえりばな。[初出の実例]「よみはなのさきたるを見て かへらぬはよはひなりけりとしのうちにいかなる花かふたたびは咲」(…
まし【猿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さる(猿)」の異名。[初出の実例]「ましも猶をち方人の声かはせ我れ越しわぶるたこのよひ坂」(出典:紫式部集(1012‐17頃))猿の補助…
かわる‐がわる(かはるがはる)【代代】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 動詞「かわる(代)」の終止形を重ねたもの。「に」を伴うこともある ) 互いに代わりあって。かわりばんこに。入れかわりたちかわり。…
ふたおもてつきのすがたえ(‥つきのすがたヱ)【両顔月姿絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 常磐津。初世河竹新七作詞、木村円夫増補、二世岸沢古式部作曲。二世西川扇蔵振付。寛政一〇年(一七九八)江戸森田座初演。お組を恋する法界坊の霊…