日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガス銃」の意味・わかりやすい解説 ガス銃がすじゅう ガスを発射エネルギー源とする銃。普通使用されているガス銃は圧縮ガス式空気銃とよばれ、小型ボンベに詰められた圧縮(液化)炭酸ガスを利用する。弾丸を装填(そうてん)して引き金を引くと、一発分に必要なガスが気化して弾丸の背後に噴出し弾丸が発射される。ライフル銃、ピストル、散弾銃などの型があり、おもに小形鳥類の狩猟に使われる。特殊なものには猛獣捕獲用麻酔銃、暴徒鎮圧用催涙ガス銃、特殊工作員用の小型青酸ガス銃などがある。[小橋良夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例