空鉄砲(読み)カラデッポウ

デジタル大辞泉 「空鉄砲」の意味・読み・例文・類語

から‐でっぽう〔‐デツパウ〕【空鉄砲】

実弾をこめないで撃つ鉄砲空砲。からづつ。
ほら。でまかせ。
[類語]鉄砲銃器飛び道具ピストル短銃拳銃はじき機関銃機関砲小銃ライフルライフル銃猟銃火縄銃散弾銃空気銃大砲迫撃砲ショットガンエアガンマシンガンカービン銃バズーカ砲ガス銃ガトリング銃カラシニコフ騎銃救難銃軽機関銃ゲベール銃高圧電流銃三八式歩兵銃実銃自動拳銃自動小銃重機関銃準空気銃水中銃スタンガンスナイドル銃短機関銃単身銃単発銃鳥銃二連銃村田銃モーゼル銃連発銃遊戯銃玩具銃模型銃光線銃水鉄砲豆鉄砲紙鉄砲威し鉄砲剣付き鉄砲竹鉄砲ふところ鉄砲山吹鉄砲トイガンモデルガンエアソフトガンエアライフルビームライフル

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精選版 日本国語大辞典 「空鉄砲」の意味・読み・例文・類語

から‐でっぽう‥デッパウ【空鉄砲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「からてっぽう」とも )
  2. 実弾をこめないで撃つ鉄砲。からづつ。空砲。
    1. [初出の実例]「秋の日の稲くふ鳥のおどろかし 空鉄砲の音も身にしむ」(出典:俳諧・若狐(1652)一懐旧)
  3. 事実ではない話。ほら。大言。てっぽう。からづつ。
    1. [初出の実例]「支証なき手がらをはなす音をこそから鉄炮と人のきくらめ」(出典:狂歌・吾吟我集(1649)七)

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