モーゼル銃(読み)モーゼルジュウ

デジタル大辞泉 「モーゼル銃」の意味・読み・例文・類語

モーゼル‐じゅう【モーゼル銃】

ドイツの技術者モーゼル(P.P.Mauser[1838~1914])の考案した小銃総称連発銃と、旧日本陸軍の三八式歩兵銃原型ともなった後装式の小銃が有名。
[類語]鉄砲銃器飛び道具ピストル短銃拳銃はじき機関銃機関砲小銃ライフルライフル銃猟銃火縄銃散弾銃空気銃大砲迫撃砲ショットガンエアガンマシンガンカービン銃バズーカ砲ガス銃ガトリング銃カラシニコフ騎銃救難銃軽機関銃ゲベール銃高圧電流銃三八式歩兵銃実銃自動拳銃自動小銃重機関銃準空気銃水中銃スタンガンスナイドル銃短機関銃単身銃単発銃鳥銃二連銃村田銃連発銃遊戯銃玩具銃模型銃光線銃水鉄砲豆鉄砲紙鉄砲威し鉄砲空鉄砲剣付き鉄砲竹鉄砲ふところ鉄砲山吹鉄砲トイガンモデルガンエアソフトガンエアライフルビームライフル

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精選版 日本国語大辞典 「モーゼル銃」の意味・読み・例文・類語

モーゼル‐じゅう【モーゼル銃】

  1. 〘 名詞 〙 ( モーゼルはMauser ) 連発銃の一つ。遠距離用でドイツ人P=P=モーゼルが発明
    1. [初出の実例]「其屍を検するに絹布を纏ひモーゼル銃の弾丸数個を備携し居れり」(出典:風俗画報‐二一三号(1900)故菅大尉の天津戦記)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モーゼル銃」の意味・わかりやすい解説

モーゼル銃
モーゼルじゅう
Mauser rifle

1890年代にドイツの P.モーゼル (1838~1914) が開発したボルト・アクション式の傑作小銃。第2次世界大戦中もドイツ軍の主力小銃として使用された。口径 7.92mm,5連発,機構が非常に簡単で,しかも命中率が高かったので,90年代に各国陸軍で採用された (ドイツのほか,スペイン,トルコポルトガルなど) 。モーゼル 98型小銃,狙撃用の Kar-98K型騎銃,カラビニエル 43騎銃など多くの型式がある。

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