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短機関銃 たんきかんじゅうsubmachinegun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

短機関銃
たんきかんじゅう
submachinegun

軽量な個人携帯用の全自動機構の自衛火器。拳銃弾を使用し,発射時の吹戻しによって作動する。箱またはドラム弾倉によって給弾するが,初速が小さいために,有効射程が小銃よりも短い。第1次世界大戦中に開発され,禁酒法時代のシカゴのギャングが使用して悪名をはせた。軍事用としては,主として市街戦に用いられた。第2次世界大戦では各国とも短機関銃を量産し,イギリスのステン,フィンランドスオミドイツのシュマイサー,アメリカの M3,旧ソ連の PPS-43などが有名。陸上自衛隊が創設当初から使っている M3A1は,アメリカ製で,口径 11.4mm,全長 757mm,銃身長 203.2mm,重量 3.63kg,有効射程約 100m,給弾方式は箱弾倉 30発,最大発射速度毎分 450発。現代では,イスラエルのウジ,イギリスのスターリング L2A3,ドイツのH&K; MP5などが代表的。

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世界大百科事典内の短機関銃の言及

【機関銃】より

…いずれも発射速度は毎分500~1300発,初速は毎秒700~1000m程度。短機関銃は,拳銃弾を使用する近距離用の小型自動火器で,3.5kg前後のものが多い。なお,口径20mm以上のものは機関砲といっているが,構造はほぼ機関銃と同じである。…

※「短機関銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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