てっきり(読み)テッキリ

デジタル大辞泉 「てっきり」の意味・読み・例文・類語

てっきり

[副]
1 確かだと思っていた予想・推測が反対の結果となって現れた場合に用いる語。きっと。「今日はてっきり(と)晴れると思ったのに」
2 まちがいなく確かなさま。まさに。
「今―天罰の裡なかに悩んで居るのだ」〈木下尚江・良人の自白〉
[類語]矢張り・案の定じょう・案の如ごとく・案に違たがわず・果たして・果たせるかな・果然・思ったとおり・やっぱり・道理で・なるほど・さすが・それもそのはず・強いて・敢えて・むりやり・努めて・できるだけ・極力・なるたけ・なるべく・可及的・必ず・きっと・絶対・是非・何としても・どうしても・何が何でも・是が非でも・願わくは・必ずや・必然・必定・必至・不可避・誓って・違いない・はず・決まって・すなわち・否が応でも・否でも応でも

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精選版 日本国語大辞典 「てっきり」の意味・読み・例文・類語

てっきり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 判断などがゆるぎなくたしかなさまを表わす語。
  2. (イ) 断定表現を伴う場合。間違いなく。たしかに。
    1. [初出の実例]「てっきりと男子には覚えあり」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)五)
    2. 「旦那、的切(テッキリ)然うだ、だから、私(わっし)ア違えねえッて云ったんだ」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)
  3. (ロ) 推量表現を伴う場合。定めて。きっと。
    1. [初出の実例]「てっきりと役者か太鞁持の貧乏したるなるべし」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)一)
    2. 「てっきり欲が出るであらふ」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)六)
    3. 「自分は驚かされた。然し的(テッ)きり冗談だらうと思った」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉友達)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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