シャルル(6世)(読み)しゃるる(英語表記)Charles

翻訳|Charles

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャルル(6世)
しゃるる
Charles
(1368―1422)

バロア朝第4代のフランス王(在位1380~1422)。1380年、父シャルル5世の急死後に即位した。4人の叔父が後見についた。88年に親政に入ったが、4年後間欠的に狂気の発作をおこすようになり、後見政治が復活。とりわけ、叔父のバロア家系初代ブルゴーニュ公フィリップ、王弟オルレアン公ルイの権力闘争が激しく、バイエルン・インゴルシュタット公家出身の王妃イザボー・ド・バビエールの存在も絡んで、政情は混迷し、アルマニャック派ブルゴーニュ派との抗争のうちに、1415年イングランド王ヘンリー5世の北フランス出兵をみる。政局は、ブルゴーニュ公の主導のうちに推移し、20年トロア条約によりフランス王家はイングランド王家と和し、22年、シャルル、ついでヘンリーの死後、両王家は合同した。王妃イザボーとの間に3男4女をもうけたが、男子2人は早世し、末息シャルルはアルマニャック派に加担して廃嫡され、ヘンリー5世に嫁した女子カトリーヌが生んだヘンリーが家督を相続する形となった。[堀越孝一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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