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ポセイドン[アルテミシオン] Poseidōn; Poseidon of Artemisium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポセイドン[アルテミシオン]
Poseidōn; Poseidon of Artemisium

ギリシアのエビア (エウボイア) 島北岸,アルテミシオン岬沖の海底から,1926年および 28年にそれぞれ本体と両腕が発見された古代ギリシア彫刻。ブロンズ,像高 209cm,アテネ国立考古学博物館蔵。『デルフォイの御者』と並び,数少い貴重な大ブロンズ彫刻の遺品の一つ。左足を前に,右足は軽くひきつけ,左手を水平に前方に伸ばし,後方に引いた右手に持ったものをまさに投げようとしている有髯の像。明らかにポセイドンあるいはゼウスを表わしたものであるが,そのいずれであるかについては種々の説があり明確ではない。また,この像の作者についても,カラミス,オナタスなどの説がある。厳格様式による前 460~450年頃の作。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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