二条家(歌の家)(読み)にじょうけ

百科事典マイペディアの解説

二条家(歌の家)【にじょうけ】

鎌倉時代の歌学宗家。藤原為家の子二条為氏を祖とする。御子左(みこひだり)家の嫡流として,分立した京極家冷泉(れいぜい)家と歌壇の主導権をめぐって対抗した。為氏とその子為世大覚寺統に近づき,持明院統と結んだ京極家と対立,京極為兼の盛時には振るわなかったが,為兼失脚後は,頓阿(とんあ)ら和歌四天王をも擁して歌壇の第一の家となった。室町時代に血統は絶えたが,その学統は細川幽斎らを経て江戸時代に及んでいる。→阿仏尼
→関連項目飛鳥井家十六夜日記詠歌大概歌学玉葉和歌集十三代集二条為世

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