( 1 )語源についてはいまだ確定的なものはない。「万葉集」の表記に始まって平安朝の古辞書における訓、中世のキリシタン資料の表記はすべてアタと清音であり、江戸中期の文献あたりでは、いまだ清音表記が主流である。二葉亭四迷の「浮雲」を始め近代の作品ではアダと濁音化しているので、江戸後期から明治にかけて濁音化が進んだとみられる。
( 2 )類義の「かたき」は善悪にかかわらず自分の相手となるものであり、「あた」は自分に害を加えるものであって、もともと用法の明確な区別があった。
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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