可能(読み)カノウ

デジタル大辞泉の解説

か‐のう【可能】

[名・形動]《「能(あた)う可(べ)き」の音読》
ある物事ができる見込みがあること。ありうること。また、そのさま。「現在可能な方法は限られている」「実現可能な(の)計画」
文法で、そうすることができるということを表す言い方。動詞の未然形に、文語では助動詞「」「らる」(古くは「」「らゆ」)、口語では助動詞れる」「られる」などを付けて言い表す。

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精選版 日本国語大辞典の解説

か‐のう【可能】

〘名〙 (形動) ある物事が実現できること。または、実際にありうること。また、その状態。
※それから(1909)〈夏目漱石〉四「死が可能(カノウ)であるならば、それは発作の絶高頂に達した一瞬にあるだらう」
[補注](1)「あたふべき」に当てた漢字「可能」の音読みから生じた明治期の新漢語。
(2)「哲学字彙」では「Virtual」に「可能」の訳を当てている。

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