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脈/脉 ミャク

デジタル大辞泉の解説

みゃく【脈/×脉】

動物の体内で血液が流通する管。血管。
脈拍。「―が乱れる」
《医師が患者の脈拍をみて病状を診断するところから》先の望み。見込み。
「そうすれば又…―を取りかえす工夫もあるだろう」〈独歩・第三者〉
ひとつづきになっているもの。筋道。「の―をたどる」

みゃく【脈】[漢字項目]

[音]ミャク(呉)
学習漢字]4年
血液の流れる管。「脈拍気脈静脈動脈
脈拍。「脈動死脈平脈
漢方で、気血の通う道。つぼを結ぶすじ道。「督脈任脈
筋をなして連なり続くもの。「脈絡一脈金脈語脈鉱脈山脈支脈水脈文脈命脈葉脈乱脈
連なり続くさま。「脈脈
[補説]「脉」は異体字。
[難読]水脈(みお)

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岩石学辞典の解説

結晶質の物質で埋められた裂罅(れっか)(fracture)または微裂罅(microfracture).脈は二次的な開いた割れ目に狭い斜に切った状態で形成される.脈は平板状の物体で,二次元的に長く,岩石の中の割れ目に沿って形成されるが,どこかで薄く消滅する.脈の物質は,貫入したマグマからか,熱水溶液からか,隣接する岩石を交代したか,隣接の岩石から染み出したかのいずれかによって形成される[Agricola : 1561, Park & MacDiarmid : 1964].ラテン語venaは脈の意味.

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栄養・生化学辞典の解説

 脈拍ともいう.心臓の拍動.

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大辞林 第三版の解説

みゃく【脈】

脈拍。 「 -をうつ」
細長く続いているもの。 「山-」
鉱脈。 「同じ-をそれ以上掘る徒労を省いた/明暗 漱石
生物の、体液が通る管。血管。
将来の見込み。望み。 「彼はまだ-がある」

みゃく【脈】

【 脈 】 [音] ミャク
血管。 「 血脈 ・静脈 ・動脈 」
血管から感じられる心臓の動き。 「 脈動 ・脈拍 ・脈搏みやくはく
すじみち。 「 脈絡 ・語脈 ・文脈 ・乱脈 」
一すじにつづいているもの。 「 鉱脈 ・山脈 ・支脈 ・人脈 ・水脈 ・葉脈 」

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世界大百科事典内の脈/脉の言及

【鍼灸】より

…種々の手法が存在したらしいが,もっとも普通に用いられてきたのは,経穴(俗につぼという)という体表の特定の部位を刺激して,多くの場合そこから離れた部位にある病変を治癒させるものである。鍼灸の治療理論になっている経脈(けいみやく)説は,人体には経脈という脈管があり,そのなかを気が循環して生理機能をつかさどっているというもので,その基礎は漢代に成立したと考えられる。経穴は経脈上に散在しているが,それが各人に固定した点であるか,狭い範囲ではあるが移動するものであるかについては定説はない。…

【中国医学】より

…このほかに扁鵲(へんじやく)などに代表されるような民間の医者も存在した。中国医学の思想体系がととのいはじめたのはこの時代で,遅くとも戦国時代の末には陰陽説が導入され,経脈の考えが発生していたと考えられる。五行説の導入も同じころに行われたと推定される。…

※「脈/脉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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