

 
 
 
 
に作り、木の小枝に、祝
を収める器の
(さい)を著けた形。分析していえば、木の省形と口(
)とに従う字である。〔説文〕二上に「牛、人に觸る。角に
木を
く。人に
ぐる
以なり」とし、字を牛と口の会意とするが、俗説である。卜文・金文の字形は、牛とは関係がない。卜辞に「貞(と)ふ。疾
(あ)るに、羌甲(きやうかふ)(祖王の名)に
(いの)らんか」のように、祈る意に用いる。
はその祈りかたを示す字。祝告の器である口をもつ形は
(史)、
は内祭として祖
を祀るのが原義。その字形は申し文をつけた小枝をもつのにひとしい。外祭のときには、その枝に吹き流しなどをつけるので
(使)・事(もと同形)の字となる。
は祭の使者で外祭、その祭を事・大事という。
・
・
・事はその字形において系列をなす字である。
 ツグ・カタラフ・ツタフ・マウス・ノタマフ・ヲシフ・ウク・ヤスム・イトマ
(こく)をこの部に属し、「
することの甚だしきなり」と訓し、〔玉
〕も同じ。ただその義に用いた例をみない。
は帝
、神話的な古代帝王の名号である。
(造)・誥・梏・窖・
(浩)・晧など十六字を収める。
は古くは舟(盤)と
との会意字で、神に祈る意。梏・窖は桎梏(しつこく)のように、かせを加えて挟搾(きようさく)する意、
・晧は浩大・日出など、他の字と通用する字である。
・誥kukは同声。誥を〔爾雅、釈詁〕〔説文〕三上に「
ぐるなり」と訓するが、
は神に告げ訴えること、誥はそれに対して神意として告げられることをいう。すなわち
・誥は対待の字。のち王の発する詔勅教令の語を誥という。
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告・弁告・奉告・報告・奔告・密告・無告・諭告・予告・礼告・論告出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...