精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙
① 土地や国のさかい。また、二つのものの境目。
※続日本紀‐慶雲三年(706)三月丁巳「由レ是踰レ峯跨レ谷、浪為二境界一」
※公職選挙法(1950)一三条「二以上の選挙区にわたって、市町村の境界の変更があったときは」 〔列子‐周穆王〕
② 区域。地域。領域。
※狂雲集(15C後)陋居「目前境界似二吾癯一、地老天荒百草枯」 〔耶律楚材‐外道李浩和景賢予再和詩〕
③ 数学で、位相空間の部分集合Aの境界点の集合のAに対する称。
④ ⇒きょうがい(境界)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報