引拠(読み)インキョ

デジタル大辞泉 「引拠」の意味・読み・例文・類語

いん‐きょ【引拠】

引用してよりどころとすること。また、その根拠となる事柄
[類語]クオーテーション孫引き引き合い引用運用使用利用活用所用盗用悪用転用流用通用愛用援用応用逆用供用誤用充用試用常用善用適用乱用引証引例引き句引き写し転載掲載登載所載満載連載訳載載せるコピーアンドペースト引き写す使う用いるかす役立てる用立てる利する

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精選版 日本国語大辞典 「引拠」の意味・読み・例文・類語

いん‐きょ【引拠】

  1. 〘 名詞 〙 引用して証拠、根拠とすること。また、その証拠、根拠。
    1. [初出の実例]「花鳥余情などいふ草紙を引拠(インキョ)として」(出典随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐荀爽伝〕

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普及版 字通 「引拠」の読み・字形・画数・意味

【引拠】いんきよ

証拠。

字通「引」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の引拠の言及

【旅券】より

…その形式は日本の公式令から推定できるが,滋賀県園城寺(三井寺)には智証大師円珍が留唐中の855年(大中9)に官憲から交付された過所があり,国宝に指定され,唐の過所を見ることができる。宋代中期以後では〈公憑(こうひよう)〉〈引拠〉という名のものが,清では官吏旗人に〈路引〉,一般人に〈口票〉が交付された。【大庭 脩】。…

※「引拠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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