引証(読み)インショウ

デジタル大辞泉 「引証」の意味・読み・例文・類語

いん‐しょう【引証】

[名](スル)証拠として引用すること。「古い文献から引証する」
[類語]クオーテーション孫引き引き合い引用運用使用利用活用所用盗用悪用転用流用通用愛用援用応用逆用供用誤用充用試用常用善用適用乱用引例引拠引き句引き写し転載掲載登載所載満載連載訳載載せるコピーアンドペースト引き写す使う用いるかす役立てる用立てる利する

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精選版 日本国語大辞典 「引証」の意味・読み・例文・類語

いん‐しょう【引証】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 証拠を引くこと。ある事柄を引用してそれを証拠とすること。また、その証拠。
    1. [初出の実例]「世称鑒賞精覈者、引証古今、鑿々弁証」(出典随筆山中人饒舌(1813)上)
    2. [その他の文献]〔南史‐王倹伝〕
  3. 政府取引所、または一般市場の日々の相場を、ある貨物の法定価格に引用すること。

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普及版 字通 「引証」の読み・字形・画数・意味

【引証】いんしよう

証拠を引く。〔南史、王倹伝〕に當りて事を理(をさ)むるに、斷決るるが如し。(つね)に議引證、先儒其の例ること罕(まれ)なり。

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