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たいvoice

翻訳|voice

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


たい
voice

動詞における文法範疇の一つ。ともいう。文の主語が,定動詞の表わす動作に対してどういう関係にあるかを示すもの。動作主になっている場合の定動詞の形を能動態,対象になっている場合のそれを受動態という。サンスクリット語ギリシア語には,主語が自身を対象として動作を行う場合の形が活用体系のなかにあり,これを中動態と呼ぶ。本来は,このように動詞の語形替変範疇をいったものであるが,広義では,助動詞を用いたり派生によったりして受身を表わす場合にも受動態と呼んで,態の概念を拡大解釈している。

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デジタル大辞泉の解説

たい【態】

かたち。すがた。ありさま。てい。
voice》文法で、動詞によって表される動作・作用の性質・あり方とその表現のしかたに関する範疇。能動態受動態など。なお、完了態のように、相(aspect)の意味にも用いることがある。

たい【態】[漢字項目]

[音]タイ(呉)(漢) [訓]わざ
学習漢字]5年
身や心の構え。広く、ありさま。ようす。「態勢態度擬態旧態形態姿態事態失態実態醜態重態状態常態酔態世態生態媚態(びたい)変態容態
[名のり]かた
[難読]態態(わざわざ)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

態【たい】

動詞にみられる文法範疇(はんちゅう)の一つ。主語と行為との関係において,主語がある行為を行う能動態,ある行為を受ける受動態(受け身),主語自身にその行為が関係する中間態に分かれる。
→関連項目自動詞助動詞

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世界大百科事典 第2版の解説

たい【態 voice】

動詞にみられる文法範疇の一つで,主語(主語・述語)と動作の関係を示す。たとえば,英語のJohn kicked the dog.という文で〈kick〉という行為の主体であるJohnは主語としてあらわれており,その動作の及ぶ対象であるthe dogは目的語となっている。このような場合動詞は能動態active voiceである。これに対して,同一事実を視点を変えてThe dog was kicked by John.ということができる。

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大辞林 第三版の解説

たい【態】

すがた。かたち。ようす。てい。
〔voice〕 文法で、動詞の表す動作の動作主体・動作対象などの別を、文中で主語・対象語(目的語)などのどの文の成分でとらえるかによって区別される文の種類(能動態・受動態・中間態など)、およびそれを表現し分ける組織的な文法形式。ボイス。古い国文法では相と呼ばれることもある。
」に同じ。

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世界大百科事典内のの言及

【相】より

…このようにみてくると,日本語の〈読む〉―〈読んでいる〉にみられる〈……スル〉形と〈……シテイル〉形の対立は相の違いに基づくものであるということができるだろう。 なお,〈相〉という術語はvoice()の意味で使われることもあるので,その点留意する必要がある。【柘植 洋一】。…

※「態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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