

足を房とよぶからである。
 ネヤ・フサ・ハナブサ・ツツム 〔字鏡集〕
 ツツム・ヲリ・フサ・ナカバヤ・コヤ・ハナブサ・ネヤ
biuang、旁bangは声近く、古代の宮室の制では、室の左右両旁に東房・西房があった。それで〔説文〕は
を旁を以て解するが、
とは一棟中の同区画の室をいう。すなわち方piuangの声義をとる字である。
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▶・房
▶・房望▶・房門▶・房友▶・房
▶・房累▶・房奩▶・房
▶・房廊▶・房老▶
房・陰房・雲房・温房・花房・華房・画房・官房・寒房・間房・監房・巌房・妓房・宮房・玉房・空房・君房・閨房・
房・故房・後房・獄房・山房・子房・矢房・私房・紫房・寿房・書房・椒房・
房・浄房・深房・専房・前房・禅房・僧房・大房・丹房・男房・暖房・煖房・茶房・廚房・同房・洞房・堂房・独房・尼房・乳房・女房・文房・別房・便房・蜂房・蜜房・門房・
房・幽房・蘭房・冷房・連房・蓮房出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…このような鎌倉時代の武家住宅をさらに変貌させていったのは,僧侶の住いの影響である。当時の僧侶の多くは,寺院の中で個別の住房を構えて修行を行っていたが,書見のために棚板のついた出窓(附書院)を設けたり,仏画をまつるため壁面の前に飾棚を固定した装置(押板(おしいた))を設けることが一般化していった。これらの変化は14世紀から15世紀にかけて進んでいったが,やがて,それが武家住宅にも採り入れられるようになる。…
…稲米,番薯(サツマイモ),大麦,小麦,油菜,豆類などをつくるほか,茶葉の栽培や林業に従事することでも知られる。村落は一般に数十戸が集まって形成され,同姓同祖によって共有される〈祠堂〉や血縁的つながりのある人々によって構成されている〈房〉という組織が社会単位となっている。また,上述の槃瓠伝説で語られた諸姓は婚姻規制と結びついている。…
※「房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...