デジタル大辞泉
「房」の意味・読み・例文・類語
ぼう〔バウ〕【房】
1 部屋。小部屋。
2 僧の住む所。坊。
3 二十八宿の一。東方の第四宿。蠍座の頭部にある四星をさす。そいぼし。房宿。
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ぼう バウ【房】
[1] 〘名〙
① へや。つぼね。特に堂のかたわらの小部屋など。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※続日本紀‐養老元年(717)一一月甲辰「遣唐使水手已上、一房徭役咸免」
※良人の
自白(1904‐06)〈木下尚江〉続「お浪と梅次は、別々の房
(バウ)に不審の胸を押へて考へて居た」
⑤ 部屋のように区切られた形。「子房」「心房」など。〔生物学語彙(1884)〕
※宗五大草紙(1528)衣装の事「すはう袴かたぎぬ小袴などの紋の事〈略〉房小者は人の目に立候やうになるが能候」
※鵤荘引付‐永正一一年(1514)「五百文〈略〉二百文 同方房与レ之」
※
浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)九「時姫を奪返して来たらすぐにぼうにやらう。ヤ
女房にやらうと言しゃりましたは」
[2] 二十八宿の東方第四宿。さそり座の頭部にある四星。房宿(ぼうしゅく)。そいぼし。
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