ぱちぱち(読み)パチパチ

デジタル大辞泉 「ぱちぱち」の意味・読み・例文・類語

ぱち‐ぱち

[副](スル)
1 物を続けざまに打ち合わせる音を表す語。「ぱちぱち(と)拍手する」
2 物が続けざまにはねたりはじけたりする音を表す語。「たき火がぱちぱち(と)燃える」
3 続けざまにカメラのシャッターを切るさま。「会見の模様をぱちぱち(と)カメラに収める」
4 しきりにまばたきするさま。「目をぱちぱちさせる」
[類語](1)かちかち・ちゃらちゃら・ちゃりん・じゃらじゃら・ちりんちりん・がちゃがちゃ・がたり・かたん・がたん・かたかた・がたがた・かたこと・がたごと・ことこと・ごとごと・ことり・ごとり・ことん・ごとん・こん・こんこん・ごんごん・がつん・こつん・ごつん・かちゃかちゃ・かちり・こつこつ・どん・とん・とんとん・どんどん・かちゃり・がちゃり・かちゃん・がちゃん・かちん・がちん・からから・がらがら・がらり・かんかん・がんがん/(2)ぼうぼう・めらめら・炎炎・かっか・かっと・かんかん・ぼっと・ぱっと・ぽっぽ・猛火・烈火・炎上・大火・火の海・丸焼け・全焼・火だるま・燃え盛る・燃え広がる・燃え上がる・燃え立つ/(4)ぱちくり・まばたく・瞬またたく・まじろぐ・しばたたく・ぱちつかせる・しょぼしょぼ・きょときょと・きょろきょろ・ぎょろぎょろ・じろじろ・じろり・きょろり・ぎょろり・そわそわ

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精選版 日本国語大辞典 「ぱちぱち」の意味・読み・例文・類語

ぱち‐ぱち

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ① 続けざまに響く鋭く小さい音を表わす語。
    1. (イ) 火の強くはぜて燃える音。また、放電などの音。
      1. [初出の実例]「ぐゎらぐゎら、ぴかりぴかり。〈略〉『アレまたパチパチぱちと鳴ってくる』」(出典:咄本・聞上手(1773)戸棚)
    2. (ロ) 扇を打つ音、碁石を打つ音、そろばんを使う音、また、かたくて軽いものが当たる音など。
      1. [初出の実例]「扇子の音のぱちぱちすると」(出典:洒落本・百安楚飛(1779))
      2. 「ぱちぱちは栗としらるる雨夜哉」(出典:俳諧・八番日記‐文政四年(1821)九月)
    3. (ハ) 拍手の音。
      1. [初出の実例]「坐上拍手の声、パチパチパチ」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上二)
    4. (ニ) カメラのシャッターを切る音。
      1. [初出の実例]「写真をパチパチとる」(出典:解体の日暮れ(1966)〈杉浦明平〉一二)
  3. ② しきりにまばたきをするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「藻をかつぎたるかいるのごとく目をぱちぱちしてうめく処ろへ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉二)
  4. ③ 細かい模様のさまなどを表わす語。
    1. [初出の実例]「着付はぱちぱちとした小紋太織の綿あつなる布子」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上)

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