無神経(読み)むしんけい

精選版 日本国語大辞典「無神経」の解説

む‐しんけい【無神経】

〘名〙 (形動)
① 感じ方のにぶいこと。また、そのさま。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八「いくら吠えても狂っても相手にせんので、仕舞には犬も愛想をつかしてやめる、実に駱駝は無神経だと笑って居たが」
ずかしいと思ったり、外聞を気にしたりすることのないこと。また、人の感情などを気にかけないさま。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉七「無神経(ムシンケイ)人物でもなけれど、兎角気の小さい性分なるゆゑ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「無神経」の解説

む‐しんけい【無神経】

[名・形動]
感覚が鈍いこと。感じ方が弱いこと。また、そのさま。鈍感。「騒音無神経な都会人」
恥や外聞、他人の気持ちなどを気にしないこと。また、そのさま。「無神経な言葉」
[類語]鈍感鈍いうかつ無自覚無感覚無責任不用意不注意無意識的散漫抜かり手落ち手抜かりそつ手抜き遺漏疎漏抜かるうっかりうかうかノーマーク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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