物見高い(読み)モノミダカイ

デジタル大辞泉 「物見高い」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐だか・い【物見高い】

[形][文]ものみだか・し[ク]何でも珍しがって見たがるさま。好奇心が強い。「―・い群集に取り巻かれる」
[類語]物好き好事こうず好事家こうずか酔狂道楽数寄すき多趣味悪趣味好奇好奇心新しがり新しがり屋新し物好き初物食い心寄せ好き好き気に入りお気に入り趣味好み嗜好しこう同好横好き愛惜こだわるこだわりいかれる凝り性偏執狂マニアマニアックモノマニアックモノマニアむしおたくつうれ者凝り屋愛好のぞのぞき見のぞき見るのぞき込む盗み見るうかが透き見野次馬野次馬根性興味本位興味津津しんしんの目たかの目目を輝かす目を奪われる見る目ぐ鼻ぎ回る助平根性物珍しい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物見高い」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐だか・い【物見高】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ものみだか・し 〘 形容詞ク活用 〙 なんでもめずらしがって見物しがちである。先を争って見たがる。好奇心が強い。ものみだけい。
    1. [初出の実例]「扨あの方はつっと物見高い所で御座るに依て」(出典:虎寛本狂言・庖丁聟(室町末‐近世初))

物見高いの派生語

ものみだか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android