見る目嗅ぐ鼻(読み)ミルメカグハナ

デジタル大辞泉 「見る目嗅ぐ鼻」の意味・読み・例文・類語

みるめ‐かぐはな【見る目嗅ぐ鼻】

地獄閻魔えんまの庁人頭幢にんずどうはたほこの上に男女の首をのせたもので、亡者善悪を判断するという。
世間のうるさい耳目。
人目を忍べど―、少しも油断はならぬ」〈松翁道話・二〉
[類語]物見高い物好き物好きしゃ好事こうず好事家こうずか酔狂道楽数寄すき多趣味悪趣味好奇好奇心新しがり新しがり屋新し物好き初物食い心寄せ好き好き気に入りお気に入り趣味好み嗜好しこう同好横好き愛惜こだわるこだわりいかれる凝り性偏執狂マニアマニアックモノマニアックモノマニアむしおたくつうれ者凝り屋愛好のぞのぞき見のぞき見るのぞき込む盗み見るうかが透き見野次馬野次馬根性興味本位興味津津しんしんの目たかの目目を輝かす目を奪われるぎ回る助平根性物珍しい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android