デジタル大辞泉
「俺」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おれ【俺・己・爾・儞】
- 〘 代名詞詞 〙
- ① 対称。下位の者に対して、もしくは相手をののしる時などに用い、軽蔑の意を含む。→うれ。
- [初出の実例]「意礼(オレ)を取殺(と)れと詔りたまひて遣はせり」(出典:古事記(712)中)
- ② 自称。広く貴賤男女を問わず目上にも目下にも用いた。現代では、男子が、改まらない場面で同等もしくは目下に対して用いる。
- [初出の実例]「をれが母にて候ふものこそ、姉よりもよく候へ」(出典:古今著聞集(1254)一六)
おら【俺・己】
- 〘 代名詞詞 〙 自称。本来は卑しい男性の使用する語であったが、江戸時代においては「おれ」「おいら」とともに江戸町人の女性も用いた。おらあ。
- [初出の実例]「なんのかのおっしゃれても、おらがひるめしはよそへずい」(出典:狂言記・苞山伏(1660))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「俺」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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