不心得(読み)フココロエ

デジタル大辞泉 「不心得」の意味・読み・例文・類語

ふ‐こころえ【不心得】

[名・形動]心がけの悪いこと。わきまえのないこと。また、そのさま。「不心得言動」「不心得を𠮟る」
[類語]不良不品行不身持ちふしだら不行儀不行状不行跡不穏当不謹慎心無い非常識不見識無分別言語道断由由しい目に余る成ってない若気の至り年甲斐も無い年寄りの冷や水とんでもない途方もない途轍とてつもない突拍子もないとんだもってのほか法外大それた論外けしからん話にならない滅相もない気が知れない不始末不埒ふらち不逞ふてい罪作り邪道沙汰の限り沙汰のほか非道無道不当不所存あるまじきあろうことか一筋縄ではいかない横道身の程知らず不届き不届き至極

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不心得」の意味・読み・例文・類語

ふ‐こころえ【不心得】

〘名〙 (形動) 心得のよくないこと。心がけが悪いこと。また、そのさま。不料簡。
文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初「其様な不心得(ココロエ)な事があるものではない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android