デジタル大辞泉 「しゅん」の意味・読み・例文・類語 しゅん [副]しょげかえって声も出ないさま。元気をなくして沈んでいるさま。「こっぴどくしかられてしゅんとなる」[類語]しょんぼり・ぽつねんと・悄然・意気消沈・しおしお・すごすご・しょぼしょぼ・しょぼくれる・しょぼたれる・しょぼんと・意気阻喪・落胆・がっかり・がっくり・げっそり・失望・絶望・失意・幻滅・脱力・虚脱・失墜感・気落ち・気抜け・拍子抜け・力抜け・腑抜け・力落とし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「しゅん」の意味・読み・例文・類語 しゅん 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 元気をなくし、しょげてしまうさまを表わす語。[初出の実例]「海軍は艦隊をなくして、しゅん、としている」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「しゅん」の読み・字形・画数・意味 10画 [字音] シュン[説文解字] [字形] 形声声符は旬(じゅん)。〔説文〕一上に「無閭の(しゆんうき)、書に謂(いはゆる)夷玉なり」とあり、〔書、顧命〕の「夷玉」の〔玄注〕に「夷玉は東北のなり」とみえる。[訓義]1. 玉の名、東方の。2. 玉器。[古辞書の訓]〔字鏡集〕 タマノルヰ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「しゅん」の意味・わかりやすい解説 しゅんしゅん / 旬 魚貝類、野菜類、キノコ類、海藻などの味が最高潮で、数量も多く出回るときのものを「しゅん」という。しゅんは、夏のアユ、冬のマグロというように、ものによってそれぞれの時期がある。カツオのような回遊魚は鹿児島では1月、伊豆・相模(さがみ)では初夏のころとなる。キノコ類は秋にしゅんのものが多い。海のカキは冬にしゅんとなるものが大半であるが、北陸方面の海には種類の違うものがあって、夏ガキを賞味できる。[多田鉄之助] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例