ぱんぱん(読み)パンパン

デジタル大辞泉 「ぱんぱん」の意味・読み・例文・類語

ぱん‐ぱん

[副]
手を打ち合わせたり、物をたたいたりする音を表す語。「ぱんぱん(と)かしわ手を打つ」
物が破裂する音を表す語。「ポップコーンぱんぱん(と)はじける」
[形動]はち切れそうにふくらんでいるさま。「かばんがぱんぱんになる」「食べ過ぎて腹がぱんぱんだ」
アクセントンパン、はパンパン
[類語]ちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃとんどんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりかんかんがんがん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぱんぱん」の意味・読み・例文・類語

ぱん‐ぱん

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 手を打ち合わせたり手で物をたたいたりする音を表わす語。
※雑俳・太箸集(1835‐39)四「船で来る惣嫁・脱でハンハン足袋叩く」
② 物が破裂する音を表わす語。ぱあん。
火事とポチ(1922)〈有島武郎〉「ぱんぱんと鉄砲を打つやうな音も聞こえてゐた」

ぱん‐ぱん

〘形動〙 ものがはちきれそうに膨らんでいるさま。
吉里吉里人(1981)〈井上ひさし〉二六「これがなんと当時の条約局長の紙入れ。ぱんぱんにふくらんでおりましたなあ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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