
(かん)+乙。〔説文〕十四下に「上に出づるなり。乙に從ふ。乙は物の
(とほ)るものなり」とするが、文意が明らかでない。
字条七上に「日始めて出で、光
たるなり」とあり、光の達る意かと思われるが、その義の用例はない。
は旗竿の象、乙は偃游(えんゆう)(吹き流しの類)のなびく形。旗游のはためくさまから、勇健の気象を示すものと考えられる。易に乾・坤の二卦を立て、字義に深遠なものを加えた。〔玉
〕に「
なり、天なり、君なり」とするのは、乾坤の乾の義、「燥(かは)く」の訓を加えるのは、旱・
と近い語義である。
立〕乾 カハク・ホス・カレタリ
・
xan、晞xi
iは声義に通ずるところがあり、通用する。
▶・乾
▶・乾嘔▶・乾
▶・乾魚▶・乾竭▶・乾涸▶・乾喉▶・乾
▶・乾耗▶・乾菜▶・乾屎▶・乾愁▶・乾粥▶・乾笑▶・乾情▶・乾食▶・乾舌▶・乾癬▶・乾嗽▶・乾燥▶・乾
▶・乾
▶・乾都▶・乾肉▶・乾梅▶・乾杯▶・乾暴▶・乾飯▶・乾糒▶・乾
▶・乾物▶・乾脯▶・乾没▶・乾浴▶・乾酪▶・乾糧▶・乾位▶・乾宇▶・乾円▶・乾儀▶・乾乾▶・乾元▶・乾剛▶・乾坤▶・乾浄▶・乾
▶・乾統▶・乾道▶・乾徳▶・乾覆▶・乾霊▶
乾・御乾・枯乾・肴乾・皇乾・坤乾・象乾・乗乾・脣乾・声乾・析乾・旋乾・
乾・体乾・
乾・泥乾・風乾・霊乾出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
…左の掌中にある筮竹を右手で8本ずつ除去していき,小指の分も入れて残りが8本以内になったらやめる。残りが1本なら☰乾(けん)(天),2本なら☱兌(だ)(沢),3本なら☲離(火),4本なら☳震(雷),5本なら☴巽(そん)(風),6本なら☵坎(かん)(水),7本なら☶艮(ごん)(山),8本なら☷坤(こん)(地)。これで内卦(六爻(こう)の下半分)が得られた。…
※「乾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...