



有るの形に象る」というが、編簡の形に長短があるはずはない。また「冊は符命(天命のしるし)なり。
侯
んで王より受くるものなり」とは、策命の意であろう。書冊とは声義ともに異なる用法であるが、のち冊を册・冊(策)の両字に用いる。
立〕冊 シルス・ヨシ・エラブ・フダ・カシヅク・カク
の二字をこの部に属し、〔玉
〕になお
(れい)に従う字を加える。嗣は司と冊とに従い、司は嗣の初文。金文に司・嗣を嗣続の意に用いる。冊は冊(策)祝・冊(策)告、すなわち祝詞・策命を示す字とみてよい。
(さく)・柵の二字を収める。
は冊祝・冊告の意を以て曰(えつ)を加えたもので、〔説文〕五上に「
ぐるなり」と訓し、卜文にもみえる。卜辞では、犠牲の数を神に告げ、あらかじめ修祓を加える意に用いる。柵は冊の形声字である。
)tshekとはもと意象の異なる字であるが、のち通用する。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…この1枚には1行で40字,2行で80字程度の文字が収まり,それ以上の長文になると,簡牘を並べてすだれのように麻や皮の紐でつなぎ合わす方法がとられた。これを冊とよぶ。そのほか形では長さ2尺のものを檄(げき),3尺を槧(ざん),多面体のものを觚(こ)といい,また用途に応じて符(証明書)とか
(けい)(付け札)といった呼称があった。…
※「冊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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