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 オ

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デジタル大辞泉の解説

お〔を〕【尾】

動物のしりから細長く突き出た部分。魚の尾びれ、鳥の尾羽をいうこともある。しっぽ。「犬がを垂れる」
ある物の後方から、細長く伸びたり垂れたりしたもの。「凧(たこ)の」「彗星の
山裾の、なだらかに延びた部分。「山の
物事の終わりの部分。
「永く―を引っ張る呼び声が聞こえた」〈啄木・葬列〉

び【尾】

[名]二十八宿の一。東方の第六宿。蠍(さそり)座の尾にあたる九つの星をさす。あしたれぼし。尾宿。
[接尾]助数詞。魚などを数えるのに用いる。匹。「アジ三

び【尾】[漢字項目]

常用漢字] [音](漢) [訓]
〈ビ〉
動物のしっぽ。「燕尾(えんび)驥尾(きび)牛尾竜頭蛇尾
物の末端。後ろ。終わり。「尾行尾灯尾翼語尾首尾船尾大尾掉尾(ちょうび)掉尾(とうび)末尾徹頭徹尾
動物がつるむ。「交尾
尾張(おわり)国。「尾州濃尾
〈お〉「尾頭(おかしら)尾根
[名のり]すえ
[難読]鳶尾(いちはつ)尻尾(しっぽ)交尾(つる)む鳩尾(みずおち)鳩尾(みぞおち)

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世界大百科事典 第2版の解説

お【尾 tail】

動物体の後部で細長く伸びた部域をいい,しっぽともいう。動物以外のものでも似たような形をしたものを比喩的に尾ということがある。
無脊椎動物の尾]
 移動性の発達に対応した前後軸の確立と,前進方向への運動力の強化にともなう頭部形成によって,動物の体の相対的後部に肛門や排泄器・生殖器などが配置されることになる。無脊椎動物の尾部は,一般にこうした器官の一部をもち,扁平化したり付属突出物を形成したりして運動器官として用いられることもあるが,内部構造は比較的簡単な部域である。

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大辞林 第三版の解説

お【尾】

動物の尻しりから細長く伸び出た体の部分。しっぽ。 「犬が-を振る」 「クジャクの-」
に似て)物の本体からうしろに、細長く伸びているもの。 「凧たこの-」 「ほうき星の-」
物事の終わりの部分。末の方。 「其言葉の-に縋すがつて/平凡 四迷
山の裾野の細くのびた部分。 「山の-をめぐる谷の入口/夜明け前 藤村

び【尾】

[1] ( 名 )
二十八宿の一。東方の星宿。尾宿。あしたれぼし。
( 接尾 )
助数詞。魚・えびなどを数えるのに用いる。匹ひき。 「鯛たい一-」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


動物の体の後端にある突出物。体の前端部は普通、脳や感覚器が発達した複雑な構造の頭となっているが、後端部は単純な構造の尾となっている。たとえば脊椎(せきつい)動物の尾は一般に、脊椎骨の末部である尾椎を中軸として肉と皮膚で覆われ、内部に体腔(たいこう)や内臓を含まず細長くなっている。ヒトや類人猿などのような尾のない動物でも尾骨(尾(びてい)骨)という、いくつかの尾椎の癒合により生じた骨がある。無尾両生類や鳥類の脊柱の末端にあり、やはり尾椎の癒合により生じた骨は尾端骨(尾骨としばしば混同して使用される)とよばれ、鳥類ではこれに尾羽がつく。樹上生活をするサルの尾には、木の枝に巻き付けて体を支えるなど、手のように役だつものがあることはよく知られており、またライオンやチーターなどの尾は、疾走するとき、方向舵(だ)の働きをするといわれている。ほかにも、体表に飛んでくる虫を追う、跳躍や木登りの補助に使う、さらに保温や感情表現に用いるなど、哺乳類の尾の用途は広い。
 普通、尾といえば肛門(こうもん)より後ろの部分を想像するが、無脊椎動物の多くでは肛門は体の後端部にあり、胴と尾との境は認められない。たとえば昆虫の場合、胸部と腹部とは明らかに区別されるが、腹部のどの部分を尾とするかはわからない。また、原生動物や精子などの鞭毛(べんもう)を、動物体の尾と似ていることから尾とよぶこともある。[内堀雅行]

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世界大百科事典内のの言及

【鳥類】より

…始祖鳥は羽毛をもち,外観は明らかに鳥だが,鳥類と爬虫類の両方の特徴をもっている。爬虫類の特徴の一部をあげると,20~21個の尾椎(びつい)よりなる長い尾をもち,あごに歯が生えている。翼はまだ完全な鳥の翼ではなく,つめのついた3本の指を有する。…

※「尾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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