日本歴史地名大系 「日光寺」の解説
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
日光寺集落なかほどにあり、阿弥陀山不動院と号し、真言宗豊山派、本尊大日如来、脇侍は文殊菩薩・普賢菩薩。日光寺縁起によれば、天平年間(七二九―七四九)行基の創立と伝え、開山は良恵という。大同元年(八〇六)坂上田村麻呂より二〇〇石と観音堂を寄進され、七堂伽藍を有し、付属寺院一二坊をもつ有数の大寺であったという。文禄四年(一五九五)の検地帳(真部虔一氏蔵)によれば六ヵ寺の名がみえ、天和三年(一六八三)の検地では日光寺を含め七ヵ寺の名がみえる。この時除地として一五石が与えられている(糸魚川市史)。文政年間(一八一八―三〇)堂宇破壊し、坊号・地禄とも日光寺で管理したという(西頸城郡誌)。
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
日光寺
につこうじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報