桜餠(読み)さくらもち

精選版 日本国語大辞典 「桜餠」の意味・読み・例文・類語

さくら‐もち【桜餠】

[1] 小麦粉を水に溶いて薄く焼いた皮で飴(あん)を巻き、塩漬けにした桜の葉で包んだ菓子もとは小麦粉の皮に小豆餡を包み、塩漬けにした桜の葉でおおって蒸した。小麦粉にかえて、もち米をついたものを用いることもある。さくらもちい。《季・春》
※雑俳・柳多留‐九二(1827)「梅若の詫言の手がさくら餠」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android