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モチ

4件 の用語解説(糯の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

もち【×糯】

黍(きび)などで、炊いたときに粘りけが多く、餅(もち)を作ることができるもの。→粳(うる)

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

もち【糯】

イネ,ムギ,アワ,トウモロコシなどのイネ科植物の種子にみられる性質,またはそのような性質をもった種子をさし,炊いたときに粘りが強く,ついて餅にすることができる。うるちに対することば。一般には餅や赤飯をつくる米(もち米)をさし,胚乳が白くて不透明なものが多い。米デンプンアミロースアミロペクチンからできているが,もち米デンプンはほとんどアミロペクチンのみで,これがうるち米に比べて粘りの強い原因である。

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大辞林 第三版の解説

もち【糯】

粘り気が強く、ついて餅にすることができる米・穀類。 〔デンプン成分はアミロペクチンが100パーセント〕 ↔ うるち

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


もち

イネ科の栽培植物であるアワ、イネ、オオムギ、キビ、トウモロコシなどは、同一植物種のうちで内胚乳(はいにゅう)に貯蔵するデンプンが粳(うるち)性のものと糯性のものが存在する。またハトムギは糯性のみであるが、その野生種であるジュズダマは粳性のみである。イネ科以外にヒユ科のセンニンコクの一種アマランサス・ヒポコンドリアカスは、同一種内で外胚乳のデンプンが粳性のものと糯性のものがみつけられている。粳性のデンプンは直鎖成分のアミロース約20~25%と分枝鎖分子75~80%からなるのに対し、糯性のデンプンはアミロースをほとんど含まず、大部分アミロペクチンからなる。糯性はただ一つの主動、劣性、胚乳遺伝子(wx)によって支配されていることが知られている。糯性のものは胚乳デンプンとともに花粉のデンプンが糯性である。糯性の穀物のねばねばした食感は、照葉樹林文化の影響下にある人々に古くから好まれてきた。[不破英次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のの言及

【イネ(稲)】より

…インドネシアなど南アジアの島嶼(とうしよ)部で栽培されるイネは中間型のものが多い。
[水稲と陸稲およびうるち種ともち種]
 日本型とインド型の別を問わず,イネは耕地の水条件に適応して分化したとみられる水稲と陸稲(おかぼ)に区別される。水稲は通常湛水(たんすい)した水田に栽培されるが,耐乾性の強い陸稲は畑に栽培される。…

【米】より

…インド型の米は日本型にくらべて粒形が細長く,飯に粘りがないのが特徴で,日本人の嗜好(しこう)にはあわない。(2)うるち(粳)米ともち(糯)米 日本型,インド型のどちらの米にも,うるち米ともち米がある。飯に炊いて普通に食べるのがうるち米で,精米は半透明なものが多く,光沢がある。…

【栽培植物】より

…インゲンマメ,ビート,タロイモ,キャッサバなどにその例が知られている。 栽培植物にのみ見いだされる特殊な形質の一例は,イネ科穀類の内乳貯蔵デンプンのもち(糯)性である。普通の貯蔵デンプンはうるち(粳)性でアミロース約20~25%,アミロペクチン約75~80%からなっている。…

※「糯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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